SUBARUでも不正検査!

kent-s.hatenablog.com

前回、日産が無資格検査で叩かれて、ざまあみろと書いた僕ですが、なんとスバルも同様の無資格検査をしていたことが発覚。
スバルのことは、超優良企業とみていたので、本当に驚いた。
書こう、書こうと思ってなかなか書けず、今更感のあるネタですが、本件に関して今日は書きたい。

無資格検査の概要

今回の問題はそもそも何かというと、入社間もない研修生に完成車の検査をやらせて、出荷判断をさせていたことだ。本来、出荷検査は社内で認定された資格を持った者がやらなければならないのだそう。
ただ、これは国の決まりではなく、各メーカーが国に対してこうします、と宣言したもの。法令違反ではなく、罰金のようなものは発生しない。言ったもんが負けみたいなルール。
また、社内での認定資格というのも、運転免許のように公的な原則を定めたものは存在しない。ISOの内部監査があるので、それなりに恰好のつくものではあるだろう。ただし、ISOの監査は大企業には緩いので、それほど厳しいものではないと思う。

スバルの財務に与える影響

スバルは、40万台のリコールを行い、100億円の引当金を計上している。1台あたり2.5万円の計算だ。車検にかかる作業代のようなイメージか。
スバルは11/6時点の修正予想で当期純利益を2,070億円と見込んでいるので、大した額ではないかなという印象。
現預金残高もH.29年3月末時点で7,000億円のキャッシュがあり、今回の危機は余裕で乗り切れると断言できる。

株価への影響は?

不正検査前後での株価の動きを見てみる。

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衆議院選挙前後から日経平均は大きく上昇していたのだが、SUBARUも日産も不正前後で徐々に引き離されている。トヨタ日経平均を上回るパフォーマンスを上げているのとは対称的。
両社ともブランドイメージはかなり傷ついているというのが実情。日産に関してはPBRが1倍を割っており、市場での評価は深刻。SUBARUはもともと市場では優等生だったので、そこまで酷くはないが、ここ一年での最安値を記録している。
現時点だけ見ればSUBARUは買いだと思う。しかし、不正は尾を引く場合がある。東芝しかり、日産しかりで、あとからより大きな問題が発覚して、どうにもならないくらい悪くなってしまう。まあ、それでも今のSUBARUの財務的な健全性から考えて買いかな、、と思います。