最近のシールズ


難民は考えるべきだろ…。先の大阪での自民支援の話と言い、シールズの活動に不安を感じ始める。

大阪の自民党支援については、橋本徹ファシズムを終わらせる為という主張だそうだ。民主主義が大事なので、市民の意見を聞いてくれる人に首長を任せたいと。しかし、府政に関して、橋本徹は市民の意見を無視していただろうか?

独裁だなんだと言い始めたのは、シルバーパス等の老人特権を受けていた元気な老人達と、大阪市役所に絡んだ既得利権にあった人達である。それらを本来のあるべき姿に戻したのは公正に考えて評価すべき事案だと思う。これから世の中に出る若者にとっては尚更、感謝すべきことなのではと感じる。

シールズの考えも分からないではない。橋本徹については安倍総理との政治協力という話がある。内容は全く分からないが、橋本徹のこれまでの発言からして、橋本徹として安倍の安保法制には概ね同意と考えられる。(明確に賛成とも反対とも言わない点、この人にしては非常に歯切れの悪いことであるが。)

この点でおそらくシールズの多数派が橋本徹に反対したのだろう。今回の選挙、当の橋本徹が立候補した訳でもないし、争点がそもそも安保法制ではない。この選挙で橋本徹が負けても、安保法制には直接は関係ない。だが、橋本徹が勝てば、国政での勢いはつくから、無関係ではない。

橋本徹のシールズに対するコメントは常に挑発的だった。シールズのメンバーの腹に据えかねていたのかも知れない。そういうことも相まって、民主主義とか独裁とか、曖昧なところで、橋本徹反対、自民支持という立場を取ったのかなと思う。

しかし、これでかなりの人数がシールズから逃げたのではないか。幹部の人間が議論して、多数決で決めたにせよ、この結論は議論の場にいない人にとっては分かりにくいし、議論の内容を知ってる人にも釈然としないものが残っただろう。そもそもシールズに参加したのは安保反対という単純な理由が多数派で、そういうメンバーに民主主義がどうだというのはあまりに大きすぎて境界が曖昧と思う。

私は、大阪選挙については、投票呼びかけくらいのノリでやってメンバーの求心力を確保しつつ、本丸の参院選で本来の目的で活動すべきだったと感じる。

また、難民は差別だから受け入れないという話では無い。フランスであれだけのことが起きており、難民に紛れてテロが入ってくるリスクが高いからだろう…。テロリストさん、いらっしゃいと言ってるようなもんじゃないか。これも安保反対という単純な目的で集まったメンバーの離脱を招いたのではないか。

どうもこれら2つの主張については、シールズの活動は多数決をした結果、多くの人を失う戦略を選んでしまったのではないか。理論武装として、世の中を動かせない。それだけではなく、戦う前から、戦力も減らす結果になった。

人が減り、さらに負けることが常態化すると、どうしても世の中からは傍流と見なされるので、その意味でシールズは崩壊が始まっている。私としては、安保法制は仕切り直しだと思うので、参院選までは頑張って欲しいなあと思ったが。