三月の読書

今回も遅くなりましたが、三月の読書メーターです。

先月のベストヒットは直木賞も取った「昭和の犬」です。この本のように、自分の人生を肯定的に考えることのできる人を見るのが好きです。自分がそう思うことができないから、ですかね。 同じ人生を歩んでも捉え方次第で、満足にも不満足にもなるのが人生なのだろうと思います。分かっていても理解できないのが辛いところです。

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2066ページ
ナイス数:59ナイス

受難 (文春文庫)受難 (文春文庫)感想
女性的な魅力について悩むクリスチャンが局部にできた人面瘡に罵られる日常を描いている。基本的に下品でエロいコメディだが、この物語の根本には、自分に自信が持てなくても、地に足をつけて幸せを見つけることができるという、人生の可能性を示しているようにも思われる。最近、多いに凹んで、ようやく前向きになり始めた自分だったので、そういう時期にこの本を読めてよかった。
読了日:3月31日 著者:姫野カオルコ
昭和の犬昭和の犬感想
恵まれない境遇で育った主人公と、その傍にいた犬たちを描いた小説。困難が多いながらも悲壮感なく生きていける主人公が良かった。著者の人生観、人間観がすごく好きで、他の本も読んでみたい。
読了日:3月20日 著者:姫野カオルコ
キレる女 懲りない男: 男と女の脳科学 (ちくま新書)キレる女 懲りない男: 男と女の脳科学 (ちくま新書)感想
男と女の脳では構造が違う。同じ環境下でも、反応は大きく異なる。女って何でこうなのかなーって思ってたことが腑に落ちた。伴侶を持つ人なら読んでおいて損はない本だと思います。
読了日:3月16日 著者:黒川伊保子
フラニーとズーイ (新潮文庫)フラニーとズーイ (新潮文庫)感想
他人との関わりの中で自己嫌悪に陥ってしまったフラニー。彼女のことを誰よりも理解している兄のズーイは、多くの言葉で彼女に語りかける。人より優れている為に理解者を得られないのは苦しいことだ。それでも、物事に誠意を尽くすことの意義を、本書は説いているのだと思う。
読了日:3月10日 著者:サリンジャー
進撃の巨人(12) (講談社コミックス)進撃の巨人(12) (講談社コミックス)
読了日:3月5日 著者:諫山創
銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)
読了日:3月5日 著者:荒川弘
ハックルベリー・フィンの冒険 下 (岩波文庫 赤 311-6)ハックルベリー・フィンの冒険 下 (岩波文庫 赤 311-6)
読了日:3月4日 著者:マークトウェイン
将棋の子 (講談社文庫)将棋の子 (講談社文庫)感想
将棋でプロになることを夢見る少年たちが所属する奨励会。その厳しい世界で負けてしまった少年たちのその後を本書は描いている。勝敗だけでその後の人生が決まる奨励会はフェアだ。それ以外の要素があまりに強い一般社会にいると尚更そう感じる。しかし、フェアであるということは、負けた者から自信と生きる意味を奪い、人生のドン底に突き落とす。そこから立ち上がっていく人間の底力が感動的だった。
読了日:3月1日 著者:大崎善生

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